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  1. 愛媛県議会 2012-10-31
    平成24年建設委員会(10月31日)


    取得元: 愛媛県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-05
    平成24年建設委員会(10月31日) 建設委員会会議録   〇開催年月日  平成24年10月31日(水) 〇開会時刻   午前  9時58分 〇閉会時刻   午前  11時44分 〇場所     建設委員会室 〇審査・調査事項等  〇 国体に向けた県総合運動公園改修状況と、とべ動物園、南レクなどの都市公園の    利用促進に向けた取組みについて 〇出席委員[6人]  委員長     高山  康人  副委員長    竹田  祥一  委員      明比  昭治  委員      越智   忍  委員      中畑  保一  委員      福田   剛
    欠席委員[1人]  委員      村上   要 〇その他の出席者[0人] 〇出席理事者[19人]  土木部長       井上  眞三  管理局長       稲田 洋一郎  技術監        梅田  和男  河川港湾局長     三好  憲正  道路都市局長     田村  弘文  土木管理課長     山内   司  技術企画室長     頼木  清隆  用地課長       徳本  泰久  河川課長       杉本   寧  水資源対策課長    樋口  志朗  港湾海岸課長     飯尾  啓介  砂防課長       山田  康晴  高速道路推進監    栗原  明彦  道路建設課長     黒川  重男  道路維持課長     宮岡   等  都市計画課長     坂本  次男  都市整備課長     玉井  龍太  建築住宅課長     中川  正弘  営繕室長       黒河  孝俊               午前9時58分 開会 ○(高山康人委員長) ただいまから、建設委員会を開会いたします。  なお、村上委員は都合によりおくれる旨の連絡がありましたのでお知らせを申し上げたいと思います。  また、傍聴人の方には所定の席で傍聴いただき、携帯電話等の電源を切っていただきますようお願いを申し上げます。  最初に、前回の委員会で委員長一任となっておりました委員席につきましては、御着席をいただいておりますとおり決定させていただきましたので御了解を願いたいと思います。  これより議事に入ります。  本日の会議録署名者明比委員越智委員を指名いたします。  本日の議題は、国体に向けた県総合運動公園改修状況と、とべ動物園、南レクなどの都市公園利用促進に向けた取り組みについてであります。  議題について、理事者から説明を求めます。 ○(都市整備課長) それでは、国体に向けた県総合運動公園改修状況と、とべ動物園、南レクなどの都市公園利用促進に向けた取り組みについて、お手元の資料に基づきまして御説明をさせていただきます。  資料1ページをお開きください。  まず県総合運動公園などが属します都市公園の概要について説明させていただきます。  都市公園の定義でございますが、都市計画法で規定する都市計画施設である公園または緑地、及び地方公共団体が規定する都市計画区域内において設置する公園または緑地とされており、公園を大別いたしますとこの都市公園と、瀬戸内海国立公園などのように、土地の所有にかかわらず地域を指定し自然景観の保全を主な目的とする自然公園に分かれます。  都市公園の種類には、公園の近所に居住する人たちが利用する街区公園や近隣公園、また、休憩、遊戯、運動などの総合的な利用を目的とした総合公園、それから市町の区域を越える広域の利用者を対象としたレクリエーション施設である広域公園などに分類されます。道後公園や南レクの各公園は総合公園に、県総合運動公園やとべ動物園、南楽園などは広域公園に該当します。  次に、都市公園の役割ですが、健康・レクリエーション機能防災機能景観形成機能などがあり、まちづくりには必要不可欠な施設であります。  次に、愛媛県の都市公園整備状況です。平成22年度末現在で県内では580カ所、1,462haの都市公園が開設されており、整備状況の指標であります都市計画区域内の人口1人当たりの面積はグラフ1に示しておりますとおり11.5㎡となっていて、全国平均の9.8㎡を上回り、全国都道府県の中では27位となっております。  2ページをお開きください。  県下の都市公園の状況ですが、表1の県内の都市公園数のとおり県下17市町におきまして580カ所の公園がございます。このうち県が管理している都市公園県総合運動公園、とべ動物園、南レク公園道後公園の4カ所です。残りの578カ所の都市公園を市町が管理運営しております。  3ページを御覧ください。  県立の4公園について概要を示しております。いずれの公園も平成18年度からは指定管理者制度を導入し、指定管理者に管理を委託しております。23年度の利用者数は4公園を合わせまして289万8,370人でございました。  資料の4ページをお開きください。  都市公園利用者数料金収入の推移について御説明いたします。  グラフは公園ごと利用者数を棒グラフに、料金収入折れ線グラフにし、過去10年間の推移を示しております。1の県総合運動公園におきましては、平成18年度の指定管理者制度の導入や愛媛FCのJ2昇格により利用者数を伸ばしておりましたが、20年度をピークに減少し、85万人程度で推移をしております。今年度は9月末現在前年比で3.6%増となっております。  とべ動物園では、指定管理者活性化策の実施や宝くじ助成金を活用した新たな獣舎整備によりまして、21年度には65万人近くまで集客数を伸ばしましたが、天候不順や口蹄疫などの影響もありまして、23年度には21年度に比べますと約2割来園者が減少いたしました。また、今年度は展示施設のリニューアルがなかったこともございまして、9月末現在で前年比5%減で推移し、苦戦をしておるところでございます。  南レク公園は徐々に来園者数が減少しておりましたが、22年度は津島までの道路開通高速道路の割引や無料化実証実験によりまして、一時は来園者数の減少に歯どめがかかったものの、23年度には再び減少に転じました。しかし、今年度は高速道路の延伸やえひめ南予いやし博の効果もありまして、9月末で前年比約20%の増加となっております。  最後に道後公園ですが、平成14年度にリニューアルオープンいたしまして、翌年から4万人前後で推移をしてまいりましたが、指定管理者が実施いたしますさまざまなイベントによりまして着実に利用者数を伸ばしている状況でございます。  資料5ページを御覧ください。  愛媛国体メーン会場となります県総合運動公園改修状況について御説明をいたします。  まず県総合運動公園の現状についてですが、運動公園陸上競技場愛称ニンジニアスタジアムは県内唯一の日本陸上競技連盟が公認する第1種公認競技場です。また、ニンジニアスタジアムは、愛媛FCのホームスタジアムとして年間21試合のJ2リーグ戦が3月から11月までの間開催されております。  次に、運動公園内の各施設の老朽化の状況でございます。運動公園は、開設後32年以上が経過しているため毎年維持修繕は行っているものの、写真にありますように主要施設の老朽化が進んでおります。また、ニンジニアスタジアムを初め体育館やテニスコートクラブハウスなどは、現行の耐震基準の施行前に建築されたものでして、耐震性が確保されていないという現状でございます。  続いて、公園アクセス等園内駐車場についてです。Jリーグや大規模イベントの開催時、あるいは大型連休時などには、国道33号から運動公園西口の間で写真にありますような渋滞が発生することがございます。また、園内には動物園駐車場も含めまして2,200台収容の駐車場がございますが、駐車スペースが不足することが予想される場合が発生しまして、生涯学習センターなど公園周辺臨時駐車場を確保して対応をしております。  6ページをお開きください。  国体に向けた県総合運動公園改修の基本方針及び改修のポイントについてでございます。運動公園では陸上競技場において総合開会式、閉会式が行われるほか、陸上競技体操競技硬式テニス、弓道の4競技の開催を予定しております。改修に当たっては大規模な施設の配置がえは行わず、現配置のまま必要な改修を行い、既存の施設を最大限に活用することとしております。  また、改修のポイントとしましては、まずは国体の施設基準に適合すること、そして多目的に利用されていることからJリーグ基準等にも十分配慮し、手戻りが生じないこととしております。また、老朽化の著しい箇所は競技会開催への対応だけではなく、耐震化やバリアフリー化にも配慮しながら将来的な施設活用も勘案し、国体開催の前年のリハーサル大会に間に合うように27年度末の完了を目指して計画的に整備を進めることとしております。  次に、国体に関連した整備としまして、運動公園の北側に位置します丘陵地の整備による駐車場確保や、渋滞を引き起こしている公園西口から国道33号に向かう公園橋の拡幅も予定をしております。  7ページを御覧ください。  上段に示したイメージパースの中央部の(1)陸上競技場の主な改修工事といたしましては、現在芝生席にあるサイドスタンドバックスタンドを増築し椅子席を設置するほか、メーンスタンドの諸室の再編や耐震補強、トラックの9レーン化などを行います。  次に、イメージパースの中央上段(3)体育館では、空調設備やエレベーターの設置、内外装、耐震補強などを行います。(4)の弓道場及び(6)の球技場ではバリアフリー化耐震補強を行う予定です。(5)のテニスコートはコートの再整備、クラブハウスの建てかえなどを行います。このほかに園内トイレバリアフリー化汚水処理場の更新、広場の整備などを実施する予定であります。  改修工事は平成28年度から本格的に着手し、現在計画的に工事を進めているところでございます。  なお、メーンの陸上競技場陸上競技Jリーグの試合等で使用しながら、平成23年から27年度の長期間にわたり段階的に改修を進めるために、施設利用に支障が生じないよう関係機関との調整を行いながら整備を進めまして、27年度中の完成を目指しているところでございます。  資料の8ページをお開きください。  8ページからは県総合運動公園ほか、とべ動物園や南レク公園など利用促進に向けた取り組みについて御説明をいたします。  まず県総合運動公園では、指定管理者スポーツ振興事業団が大規模野外コンサートの誘致などに取り組み利用促進を図ってまいりました。  続きまして、とべ動物園ですが、これまで動物そのものの行動を引き出す展示施設の整備として、カワウソ舎の整備やライオン放飼場の整備、そのほか水中を泳ぐ姿を観察できるペンギン舎などを宝くじ助成金を活用して整備し、利用促進を図ってまいりました。  9ページを御覧ください。  とべ動物園でも指定管理者であります愛媛県動物園協会におきまして、利用促進に向けた魅力あるイベントの開催や移動動物園、また、ブリーディングローンによる希少動物の繁殖や展示動物の充実などに努めております。また、夜の動物園やふれあいイベントの開催などにより集客の向上を図っております。そのほかにも県内小中学校を対象に、ページ下段にありますように遠足や総合学習など学校行事の一環で動物園を利用してもらうようにチラシを配布したり、コンビニエンスストアで前売り券の発売を開始したりと、利用者増に向けた新しい取り組みを行っております。  資料の10ページをお開きください。  続きまして、南レク公園ですが、平成12年の公共工事再評価以降新たな大規模公共工事は控えているところでございますが、テニスコート人工芝張りかえなどの施設修繕を行いまして利用率のアップが図られております。  次に、えひめ南予いやし博との連携についてです。御存じのとおり、ことし3月の高速道路宇和島延伸にあわせましていやし博が開催され、これを好機と捉えまして、着ぐるみを活用したPR活動や南楽園におけるいやし博との共同企画イベントを実施し成果が上がっております。これまでの状況から見ますと、高速道路の延伸は利用率のアップの引き金になることから、今後の宇和島道路津島道路の早期開通を期待しているところでございます。  資料11ページを御覧ください。  南レク公園イノベーション事業でございますが、この事業は平成22年度から実施している事業で、これまでの行政主導の公園整備から転換を図りまして、新たな事業計画民間事業者などから公募いたします。県と民間事業者の協働により整備し、公園の活性化を目指すものです。現在、アボカドの森・自然公園事業南レク樹木の学習・交流の森事業などを実施しております。今年度も10月の初旬にふれあいプラン観光農園整備事業を採択したところでございます。ほかにも積極的に大学や実業団スポーツ合宿を誘致したり、PR活動では県職員等が着ぐるみを着まして県内外のスーパーなどでPR活動を実施しております。また、南楽園において、指定管理者南レク株式会社が四季折々のイベントを実施するとともに、資料の12ページに記述しておりますが、宇和島市の天赦園との共通利用券の販売や高速道路サービスエリアでのPRも実施し、利用客の増加につながっております。  次に、道後公園でございます。道後公園都市公園であるとともに、平成14年に国史跡指定され湯築城跡となっております。このため昨年度から史跡の保存管理計画やさらなる公園機能の向上を図るために、道後公園活性化計画を策定しております。また、道後公園におきましても、指定管理者コンソーシアムGENKIが公園の利用促進に向けて観月祭あるいは湯築市、また、歴史塾などを開催し好評を得て多くのお客様に利用をいただいております。  13ページを御覧ください。  都市公園の今後の展望について御説明いたします。  まず都市公園防災機能についてです。都市公園は地震や火災発生時には防災拠点あるいは物資拠点、また、避難場所として地域防災に寄与いたします。このため県立公園においても防災の機能を付加するなど防災公園としてのあり方について関係機関と連携しながら検討を続けております。  次に、県立公園の防災上の位置づけです。県総合運動公園は松山市の広域避難場所として、道後公園は松山市の一時避難場所、また、南レク公園の一部は愛南町の一時避難場所に指定されております。大災害発生時には避難場所としての活用が見込まれております。また、東南海・南海地震応急対策活動要領において、中予地域の広域物資拠点として県総合運動公園が指定されております。  次に、県の防災に対する取り組みでは、公園の管理者として来園者を安全に速やかに避難誘導するための放送設備等の整備や避難者誘導のための無線機、小型発電機などの配備を進めております。  次に、さらなる活性化についてです。まず1つ目は維持管理についてです。県立都市公園は今後、ますます各施設の老朽化や維持管理の経費の増大が懸念されることから、現在策定中の公園施設長寿命化計画に基づき、安全の確保を初め計画性を持って効率的、効果的な維持管理に努めたいと思います。2つ目は、公園の活性化や利用サービスの向上を考えますと新たな施設の整備は欠かせないことから、今後は新たな財源の確保を視野に入れ、低コストで魅力ある公園整備に努めたいと思います。3つ目に、活性化についてはソフト面、運営面の充実が重要になりますことから、指定管理者を初め地域住民やボランティア、NPOなどの関係機関との連携を強化し、地元に愛され誇りに思う公園として利用されるよう努めたいと思います。4つ目ですが、ターゲットを絞ったPR活動イベントの拡充、また、来園者へのおもてなしや利用サービスの向上を強力に進め、新規入園者やリピーターの増加に努めたいと考えております。  最後になりますが、5年後の愛媛国体の成功並びに各公園の活性化や利用促進に向けて全力で取り組んでまいりますので、各委員におかれましても御協力を賜りますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。 ○(高山康人委員長) 議題の説明が終わりました。委員の皆さん、議題に関する質疑をお願いします。 ○(中畑保一委員) 南楽園、本当によくやってもらっています。人気もどんどん出てきて、おかげで高速からほぼ宇和島まで、また、南楽園の津島町高田までつながったおかげで行きやすくなった。ますますふえていくだろうと思いますし、今の南レク会社が一生懸命やっていることに対しては偉いな、さすがだなと思っています。  東海・東南海・南海・日向灘の地震、これが起きるということでここにも防災の避難経路を考えておるけれども、休日等にお客さんがあそこに来ていた。例えばお年寄りも子供たちも。さあ日向灘で地震が起きると、あそこへ津波が到達するまでの時間がそう長いことではない、短い時間で入ってくる。ましてやあそこは湾になっておるので、普通のところよりは高くなっていくだろう。南楽園の中で津波警報が出ました、急いで避難してくださいといった場合にちゃんとした経路と場所を考えておると思うんだけど、それで十分逃げるだけのことができると思っていますか。 ○(都市整備課長) 委員おっしゃられましたように南楽園の公園内だけでは高さが不足してございますので、園外に誘導する必要がございます。その関係で現在県単予算を使いまして誘導案内標識をつけてございます。近くの高台、それから近所のオートキャンプ場がございますけれども、そちら方面へ誘導看板を設置いたしまして誘導しますとともに、園内放送が届きにくいところ等がございますので、それらを全部整備して、それから職員が誘導していきますのでハンドマイクあたりも用意をするということで、本年度の予算を使いまして配置をしている状況でございます。 ○(中畑保一委員) 足りているだろうと私も思っています。ただ、じいちゃん、ばあちゃんや孫も連れていって、ワイワイ、キャーキャー言いおると放送があったって、あれ何のことと気がつかないんですよね。だからみんな気がついた人が一斉に例えば門のところに行ったりすると、ほかは閉まっておるのでね、普通は。あけてないので。あそこへ集中するとなかなか大変だろうと僕自身思うんですよ。だから、そういうふうになったときには裏にも門がありますよね。ああいうところもさっとあけられるようにして、それからオートキャンプ場の方はなかなか難しいと思えばすぐ近くの山の方へでも、どこからでも上がれるようにひとつ万全の体制を整えてやってほしい、子供たちのためと弱いお年寄りのために。そうしないとなかなか短時間で逃げられない。なお一層御配慮の方をお願いしていきたいなと思っています。 ○(福田剛委員) 3ページの都市公園の概要のところで、下から3行目の予算額の管理委託料というのが4つの公園であります。一番右の南予レクリエーション都市公園は約3億4,000万円のお金を投資して、去年の来場者は約32万人でした。これを見ると、4つの施設の中で3億4,000万円をかけていらっしゃる南予のレクリエーション来場者数は32万人で一番少なくて。逆にとべ動物園も3億円ぐらいですけれども52万人。松山の道後公園が余りお金をかけていない、5,000万円ぐらいでもちろん土地柄もありますが120万人というふうな形で、予算のかけ方と来場者数のバランスというのはどのように県としては判断しているか教えてください。 ○(都市整備課長) 先ほど委員の発言の中にもございましたけれども、土地柄というのがございます。それとあと公園の規模というのがございまして、南予レクリエーション都市の場合は上の開設面積の中にもございますけれども、206.7haということで非常に広大な部分を管理しているところでございます。したがいまして、集客の人口に比例して委託料が決まってくるというわけではございませんで、やはり広い面積を管理する、それだけ人手も発生いたします。道後公園のように非常に近所に大きな住民の住んでいるところ、居住地があるというようなところでは日々の出入りがございますので、このように120万人とかいうようなことになっておりますけれども、必ずしも集客と委託費は比例しないということで御理解をいただいたらと思います。  当然多額の管理費を入れておりますので、それだけ集客できるように指定管理者の方も努力をいたしまして利用促進を図っているところでございます。 ○(福田剛委員) ありがとうございます。それで、先ほど言われた指定管理者ですけれども、これは定期的な、現実的には過去何年間で見直しがあったのかどうかというのを各4つの公園で教えてください。 ○(都市整備課長) 指定管理者につきましては平成18年度から導入をされているシステムでございます。最初は平成18年から21年3月までの3カ年の契約でスタートいたしました。その後平成21年に更新をいたしました。それは4つの公園とも同じペースでかわっておりまして、平成21年4月から今回は第2期目ということで、ある程度管理が定着いたしました関係で5カ年の契約期間でもって契約をしております。今回の契約は21年4月から26年3月31日までとなっております。一斉にまた、この時期を迎えますと更新ということになります。 ○(中畑保一委員) 総合運動公園、これメーン会場で多くの種目をここでやるんだけれども、それぞれの施設内トイレで今できているものは水洗ですか。 ○(都市整備課長) 現在施設内にあるトイレにつきましては、水洗化は終わっております。今回の国体開始に合わせまして、あとバリアフリー化あたりを進めておるところでございます。 ○(中畑保一委員) さすがやっぱり一歩一歩進んでいるなと思う。野球場もそうしてくれて、前知事さんが進めてくださって、ありがたいなと。これは建物の中以外のトイレは何カ所の何基ぐらいを全体で考えていますか。 ○(都市整備課長) 総合運動公園の中に31カ所のトイレがございます。外トイレと申しますのが7カ所ほどございますけれども、ここについてはまだ一部で改修ができていないトイレがございます。圧倒的に中トイレの方が多くて、それについては当面の水洗化は終わっている状況です。 ○(中畑保一委員) 中に競技を見にきたり、参加に来ていただいた人たちが中でトイレをするのはもちろんだろうと思うんだけれども、それを見に来ている人、帰りよる人、中がいっぱいで特に女性の場合列をなして皆が並んでいる。でも、男性より女性の方がなかなか我慢しづらいということも言われます。子供たちも中で使っておきゃいいのに、今になってトイレトイレと言う。探す、外も少ない。やっとあったと思ったらまた、並んでいる。これら、一番困るのが飲み水のこととかトイレ、排せつ、こういう行為だろうと思うので。愛媛に来ていただいて、加戸前知事の時代からこうやってやるようになって、中村知事のもとでメーン会場その周りのそういう配慮がすごく行き届いておって助かったよねと言ってもらえるようなそんな配慮をぜひしていただきたい。自分たちで一遍見ていただいて、ここにあると便利かもしれないよねと思うところは新たに増設していただいていいんじゃないかな。そして、日々の管理は指定管理者がやってくれたらいいのであって。それと、常に指定管理者にお願いしておきたいのは、トイレは誰が見ても清潔感あふれるトイレであってほしい。そういうふうな意見が出たということを指定管理者の人にも伝えていただいて、愛媛県のトイレはきれいで清潔感があふれて気持ちがいいと言ってもらえることが、これが終わっても29年以降ずっと言われるようなそんな愛媛県のトイレであってほしいと願っておりますのでよろしく。
    ○(都市整備課長) 国体開催時のこういう外トイレにつきましては、国体準備課の方でこれから検討を進めてまいりますが、一時期に非常に多くの方が開会式、閉会式にいらっしゃるということで、通常の外トイレ、中トイレだけでは対応できないということも予想がされますので、当面国体期間中については簡易のトイレも用意をする予定で、お客様に不便がないような形で考えております。  委員がおっしゃられましたトイレの清掃についてでございますが、やっぱり苦情として一番寄せられるのはトイレが汚いということです。したがいまして、今までもそういう苦情をいただき指定管理者を指導いたしましてトイレの美化に努めてきたところでございまして、最近は改修が進んだこともありますが、苦情が非常に減ってきているような状況でございます。今後もきれいなトイレにつきまして指定管理者等を指導しまして継続していきたい、そういう考えでございます。 ○(明比昭治委員) なかなか公園の整備は難しい問題もはらんでおると思います。お金もかかるし、お金をかけたって維持管理費も利用料で徴収するのもなかなか難しい問題でもあるが、いわゆる社会資本整備ですから公益性というものを重視しながら頑張ってもらいたいなと、こういうふうに思います。3つの公園の中で道後は地理的な問題がありますからもうこれは、あれだけ整備されて極端に言えば整備の済んだ場所でありますけれども、それでもおごっておったらまた見放されるということもありましょうから、できるだけ利用者に喜ばれるような公園整備にしてもらいたいと思います。そのためにソフト事業をいろいろ努力されたと思います。こどもの城と県立動物園も連携がとれるようなことをしてから非常に多くの人が訪れるようになった。学校の教育の一環としても利用する人がふえてきたというふうなことで、ハード面もあわせてまた、ソフト面も充実をさせていくことが大事だと思います。  そこで、そのソフト面のことで伺いたいと思うんですけれども、これから国体に向けた公園整備を生かしていこうということが、きょうの例えばテーマの一つと思いますが、国体に向けた整備までにもせっかくつくってきた公園がより有効に生かされるために、皆さん方管理者だけで利用を考えるんではなくて、いわば国体準備課、また、教育委員会と連携しながら利用を考えていくということが大事なことだろうなと思っております。  そこで、一例を申し上げたら西条市なんかでは合宿都市構想ということで大学や企業に、どうぞ一つ合宿、クラブ活動とか部活動で合宿の希望があったら来てくださいという誘致活動を専従者を置いて、今はもういないんですけど取り組んでおったようです。新居浜市も同じようなことで一生懸命合宿を誘致しようと努力をされて。新居浜のグリーンフィールドではなでしこジャパンをもって合宿をすると、こういうようなことでございます。そういうふうなことで合宿誘致について連携して取り組む何か交渉がいるのかな、方針がないというふうに思うんですが、その取り組みについてはどのようにされておりますか。 ○(都市整備課長) 県の総合運動公園につきましては、ちょうど今改修が始まろうとしている時期で、なかなか合宿を大々的に誘致することはできないというのがございます。しかしながら近隣の高校生、中学生が短期的な合宿をするということで、陸上競技場には合宿施設も配備されておりますので、そこを使いながらやっている状況であります。そういう形で競技力の向上ということで、今陸上とかをやってございます。  我々が今取り組んでおりますのが南レク公園で、ここにも野球場ですとかサッカー場がございます。それにつきまして利用を促進するという意味で、定着させるためにはどこかの大学なり企業なりが合宿で使っていただくというのが大きな経済効果を生みます。そこで、今そういう組織を立ち上げまして取り組んでおるところでございまして、大体年間6団体ぐらいの方が南レクの3号公園を利用されております。人数的には268人と余り多くはないんですけれども、こういうものに年間を通じて来ていただくということで、関西の大学あたりに営業に行っているような状況です。県内の松山の大学についてもアンケートとかを実施しまして、より利用がふえるように働きかけているところでございます。 ○(明比昭治委員) 努力はされておるんでしょうけれども、せっかくの努力が、効果を生むような努力につなげていかないかぬので、皆さん方が先ほどから言うように努力もさることながら、皆で連携して取り組むという努力も私は必要じゃないかと申し上げております。  というのは、例えば総合運動公園でしたら合宿の問題もあるでしょうけれども、生涯学習センターが近くにありますよね。生涯学習センターの隣には宿泊のできる施設がある。ならば、近くの総合運動公園の利用と兼ね備えて一緒にやれる、利用できるものと、こういうふうな取り組みをすれば相乗効果でどちらかが利用者がふえてくる。そういったこともあって、教育委員会と皆さんが指定管理者とかと連携する使い方というのも大事なことではないかなというふうに思っておるわけです。  そして、南レクあたりももったいないですね。立派な大きな公園があったりするし、あれだけの自然の中で学生の合宿なんかには最適ですよ。もっともっと利用があっていいのかな。いっとき南宇和のサッカーが全国優勝されて人気があった。その後サッカー合宿でいろんな大会があったりして随分利用されていたように思いますけれども、一時からしたらまた、それも今減っておるんじゃないかな。逆にずっと定着できるように取り組むべきだろうな。  そして、一つは学校へ行って合宿誘致しただけでは足らんのですね。せっかく合宿に行ったら交流試合ができるようなことをしたいなとみんな考えるんですね。例えばAの大学の合宿を誘致したら、もう1つBの学校も来てくださいよと、交流試合ができるような条件ができるんですよというふうな結びつきまで提供できるような誘致の仕方が必要だということなんです。我々のいろいろやってみた経験からしたらですね。ですから、そのためにみんなが協力連携して情報を共有しながらやっていくということが大事なことだろうと思います。県の各部の連携。  そしてもう一つは、一番大事なのはこれから国体に向けて取り組むのにそれぞれ市や町にも競技種目を持ってもらって、みんながそこらも含めて利用促進を考えていく必要があるので、市町も今努力をしておると思いますが、そことの連携もやって。みんなが力を合わせてみんなが知恵を出し合って利用促進の工夫をしているうちに、ああこういう利用の仕方がいいなとか、改善点も出てきたりすると思いますね。そういうことの仕組みをぜひひとつ考えて取り組んでほしいなと思いますが、いかがですか。 ○(都市整備課長) 委員がおっしゃられましたように施設の利用ということに関しましたら、遠くから来ていただいて利用を促進する、あるいは交流線ができるようなシステムをつくっていくというのが、今民間レベルではそこそこできていると思います。特にその点ではすぐ近くの宿泊施設というのが不足をしているような状況でございまして、例えば民間レベルではお遍路さんの宿を合宿所がわりにして、運動公園を使って、他県から来た学校と県内や市内の学校とかいう、競技によってはそういう形での交流の試合とかも実施されているように聞いております。  そういうところを私どもの方でまた、仲介をさせていただきながら、例えばこういう施設があります、こういう宿泊施設もありますよ、だから利用してくださいねというような公園のセールスというのをしっかりかけていきたい。今までそういうのがなかなかできていなかったこともございますので、県がそういう意識の改革をした上で指定管理者と一緒になってやっていきたいと思います。また、それは市町の管理の公園につきましても県管理の公園から広げていくというような形で、一緒になってやっていきたいと思います。また、今具体的にどうこうどうするというところまで考えてございませんが、これからそういうことを検討いたしまして活性化につながるようにしたいと思います。 ○(明比昭治委員) おっしゃるとおりで、これはできるだけ1日でも多く滞在してもらう。滞在してもらうためには宿泊する、生活できる条件が整うことがまた、求められるわけですから、そのあたりの宿泊施設等のことも視野に入れて、それらも連携しながらやっていかなければならない。これがこれから国体に向けて取り組むのに、国体開催についてはそれぞれ受け入れ施設が必要なわけです。コースというのは必要なわけですから。そういったトータルの組織化を、ぜひそれに向けて今から訓練をするということも私は大いに役立つと思いますから申し上げておるわけです。ひとつそのことをそういうトータルシステムといいますか、考えながら取り組んでいただくことの要望をこの機会にさせていただきたいと思います。 ○(高山康人委員長) ほか、ございませんか。             〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(高山康人委員長) それでは、所管も含めて質疑をお願い申し上げます。 ○(中畑保一委員) 南レクのことで、1号公園は南楽園、これはこれでいいんだけれども、4号公園、テニスコートとゴーカート場があるでしょう。これの年間の利用者数ちょっと教えてくれますか。直近でいいですよ、23年度。 ○(都市整備課長) 23年度で4号公園テニスコートが2万1,810人。それからゴーカート場で申しますと6,310人ございます。あとこれら合計しますと2万8,120人の年間利用者数でございます。 ○(中畑保一委員) 南楽園、すばらしい日本庭園をつくって我々も最初びっくりして。日を追うごとにすばらしい、もう全国にまれに見る立派な木に育ったりして自慢できる日本庭園であると、そうなっています。そして、指定管理者の皆さん方もよく頑張ってもらっている。これまでも頑張ってきた。ただ、1つの施設だけで人を引っ張ろうと思ったらなかなか難しい。さっきも言ったように、小さな子供は小さな子供で日本庭園もいいでしょう。すばらしいところに来たね、じいちゃん、ばあちゃんと一緒に歩いてそれは楽しみもあるでしょう。コイにえさをやったりして、それも喜ぶでしょう。でもそれだけじゃいけないのね。だから横にファミリーパークがあるの、知ってるね。あれもいいよね。でも子供って移り気で、ほかもいっぱいしたいと思ったときにゴーカート場があると言えば、うちの子供も昔はやったけど絶対乗りたがるんだ、子供は。親と一緒や自分だけで。  だから、近くにあるいろんな施設とそれを巻き込んだ相乗効果でもって人というのは集まってくるんだと私自身思うので。今のゴーカート場だけしかなくて年間6,310人来たら上等だと、例えば月に500人強来てると、それはそれでいいのかもしれぬけれど、何かゴーカート場の方が寂れているというか、そんな雰囲気がしてならぬのです、ちょこちょこあそこら辺行くけど。もう一回僕も見てみたいと思うけれども、あの近くに無いのよ、遊ぶところって。宇和島の人間で行くといったら太郎川公園にも車で行ったりするんだ、僕ら。これから南レクの方が近うなる、宇和島の人らは、高速に乗ったらすぐだから。道の駅もあるし温泉もあるし、日本庭園もあれば、だからあちらへ行きたがるから。やっぱり子供たちもおじいちゃんと一緒におばあちゃんと一緒に遊べる、そういうものがあれば若いお父さん、お母さんはなお一層、何かあったら南レク行こうやと、何かあったら津島行こうやというふうになっていただけるように。施設が上手にお互いが相乗効果で引っ張り合える、そんなふうなお願いをぜひしておきたいと、これ要望でいいのでよろしく。 ○(都市整備課長) 委員おっしゃられるように、今回いやし博の関係で南楽園が大きく利用者を伸ばしているにもかかわりませず、例えばゴーカート場ですと9月末現在対前年度比で9%。テニスコートについてはほぼ去年並みということでございまして、先ほどおっしゃられましたすぐ近所にある南楽園が40%ぐらいの利用者増の状況でございますから、その施設の近所にありながらこちらへは回ってもらえていないというような現状がございます。結局、ここにこういうものがあるということが知られていないというような解析ができますので、いろいろそういう面でアナウンスをいたしまして相乗効果、大きな施設とそこを使っていただくというような相乗効果を狙ったようなPRをしていきたいと思います。 ○(高山康人委員長) 10分程度休憩します。               午前10時52分 休憩            ――――――――――――――               午前11時3分 再開 ○(高山康人委員長) それでは、再開いたします。 ○(竹田祥一委員) 議題に関しまして2問質問をさせてもらいたいと思います。1問は道後公園、資料館、球戯場の利用者数料金収入の推移について。これは道後公園の資料館、球戯場。資料館というのは子規博のことだと思うんですが、球戯場というのはどういう場所かですね。 ○(都市整備課長) 資料館と申しますのは、電車通り側のほうの入り口から入ってすぐ右側にございます管理棟の中にございます。あれ半分が資料館という扱いをしてございます。それらでございます。球戯場と申しますのは北東側にございますけれども、武家屋敷とかの復元区域を出て子規博までに行く間に広場があります。あのグラウンドのことを総称で球戯場という呼び方をしてございます。 ○(竹田祥一委員) これは料金収入の推移も書いていますけれども、資料館はお金が要るんですか。それと球戯場もグラウンドゴルフとかゲートボールを総称でしていますけれども、あそこについてもやっぱり使用料は取っておられるんですかね。 ○(都市整備課長) 資料館につきましては無料でございます。球戯場につきましては、専用利用の場合はお金をいただいて利用をいただいております。今回ここに挙げております道後公園料金収入でございますが、これは主なものは駐車場収入でございます。電車通り側に1カ所と、奥の方にちょっと曲がったすぐのところに1カ所、北口の入り口の手前ぐらいにありますが、あそこに駐車場がございましてほとんどがその駐車料金の収入でございます。 ○(竹田祥一委員) それと、道後の旅館組合の人たちとよく話をするんですけれども、ふだんは旅館に全部泊まれる。だけど正月とか連休のときには泊まれないので、本館の手前に坂を上がった上に駐車場があるんですよね。あそこに自動車で来たりキャンピングカーで来たりして、トイレも上にもあるのであそこで結構泊まって道後温泉へ入ったり買い物したりして帰る人が多いので、できれば駐車場が、道後公園近辺にないということは前から言われているし、道後温泉へ入って商店街を歩いて、あとはそんなに見るものがないわけです。だから道後公園で散策される観光客が非常に多いんですよね。  そういう意味で高齢者、特に退職者が、今コンビニが全道路にほとんどできてきたので、高齢者が年金をもらうようになってキャンピングカーで家族で来ている。だから、そういうような駐車場設備をやはり松山市内でも、これは市がしないといかぬかもわかりませんけれども、道後公園のそばにキャンピングカーとかがとまれるような施設、例えば今言っていた球戯場、あそこあたりは道後へ行くほど身近に入れば車も入れるし、桜でずっと囲っていますけれども、日曜祭日とか特に連休とかに、一般の人の駐車場とかキャンピングカーでの宿泊とか、トイレもあそこはありますからね。そういうことには使えないんでしょうかね。 ○(都市整備課長) 道後公園につきましては、先ほどの御説明の中で少し入れさせていただきましたけれども、国の史跡ということになってございまして、用途につきましては非常に厳しい限定をされてきております。特に球戯場周辺には桜の木が植わってございまして、車が入って根を踏むと傷んで枯れるとかということもございまして、環境としては余りよくないだろうというふうに考えております。また、道後公園の利用形態が周辺の住民の方の散歩ですとか、いわゆる日常的な利用にも供されている公園でございまして、観光客よりも圧倒的に周辺住民の方が近所の公園として利用される方が多うございます。  委員おっしゃられましたように、年末年始に限定的な期間ということはあるかもしれませんけれども、それにいたしましても道後公園で駐車場をというのはなかなか難しいというふうに考えております。平成14年のリニューアル工事で、お客さんが来られたときの駐車場ということを考えましたけれども、おっしゃられましたように周辺になかなかないのが現状でございました。その後、県の武道館の跡地、今あそこは市の土地でございますけれども、許可が移ったことによりましてあそこに市の無料駐車場というのが整備をされてございます。最近キャンピングカー等の利用で問題になるのが周辺の住民の方との発電機の騒音でありますとか、そういうトラブルもございますので、できればそちらの方ぐらいは検討の対象としていただければ助かるというふうに思います。 ○(竹田祥一委員) 道後公園の中はやっぱりそういういろんな規制がありますから難しいと思いますけれども、中長期的に県としても駐車場確保についてはなお連携とか、人為的な場所でも結構ですから松山市と協議をして確保していただきたいと、このようにお願いしております。  もう1点は動物園。夜の動物園、テレビでも時々放映をされておりますが、これはどんなですか。最近開催されて、だんだんとこれがふえていっているか。将来どういうふうな形で続けていくかについてお聞かせをいただきたいと思います。 ○(都市整備課長) 夜の動物園については従前からやってございまして、ずっと継続をしております。平成16年から毎年やってございます。利用につきましては年によりましてばらばらでございますけれども、16年から去年までの平均でいきますと、大体1回当たり4,890人を超えるような人が来ていただいております。それを大体年5回程度やってございまして、ちなみに去年で申しますと2万1,000人の方が夜の動物園を利用されています。ことしも5回の開催をいたしました。その結果8月4日から9月1日までの土曜日に実施をしたわけなんですけれども、今年度は多くの方、PR効果が出まして2万5,800人ぐらいお越しいただきました。平均でいきますと1回当たり5,000人を超えて5,160人という結果が出ております。  非常に大きな効果がございますことから、通常夏場だけに限定しておりましたけれども、ことしは秋にも、10月に入りまして2回実施をいたしまして、あわせて昼間から夜までという形で12時間ぶっ続け動物園というのをやったところなんですけれども、昼夜合わせまして大体1回当たり5,000人ぐらいの方にお越しいただきまして、2回合わせますと1万人を超えるような利用をしてございます。非常に人気がございますので今後も続けていきたいというふうに考えております。 ○(竹田祥一委員) 動物園というのは非常に子供たちが興味を持っていますし、また、私たちの年齢になりましてもやはり自然の動物園で心の安らぎというのを感じるわけですが、できれば夏休み、学校が休みのときにはもう少し夜の動物園をふやしていただきたいなと思うんですが、連休とかですね。それと、もうちょっとPRをしていただきたい。まだまだ夜の動物園をやっているということをお知りになっていない県内の人がおられるようでございますので。そういうことをきちんとしていただきたいと思います。 ○(高山康人委員長) 要望でよろしいですか。 ○(竹田祥一委員) はい。 ○(都市整備課長) 夜の動物園の開催の頻度でございますけれども、これは夜の動物園だと、ふだん静かなところに、夜間、人がざわざわやってくるということもございまして、なおかつライトアップをしたり、園路については照明も確保するということがございまして、飼育動物が非常にストレスを抱えるという部分もございます。当然動物園スタッフもその分余分に働くわけになりますので、そこらあたりを勘案しながら、できるだけ多くの方に来ていただきたい。それとあわせて夜の動物も見ていただきたいというのはあるんですけれども、すぐふやすというのはなかなか難しい状態でございます。できるだけ多くの開催を目指しながら、そういうことも勘案しながら回数は検討させていただきたいと思います。 ○(竹田祥一委員) そこらをよく検討されまして、例えばいろんな条件が整えばそういうふうな夜の動物園を活発化して、また、県下の人々にもPRをしていただきたい、このように要望をしておきます。 ○(明比昭治委員) 所管の事項で2問ばかり伺いたいと思いますが、1つはさきおとといですか、4件のテレビ局から山鳥坂ダムの建設について、前向きな検討結果が付言されたようなことが報道されておるんですけれども、この機会ですから状況と今後の見通しについて御説明いただけませんか。 ○(水資源対策課長) 山鳥坂ダムの検証の状況ということでお尋ねかと思います。  山鳥坂ダムの検証につきましては一昨年、平成22年11月でございますが、関係地方公共団体からなる検討の場というものが設立されて以降、国がいろいろ治水対策案等を策定いたしまして、ダムの必要性等を再検討したところでございます。今までの経過でいきますと4回の幹事会と、一昨日の10月29日に知事及び流域市町の出席のもとで検討の場というものが開催される。新聞等で御存じとは思いますが、この検討の場におきましては山鳥坂ダム案と、その他絞り込みを行いました代替案、これの比較検討、総合評価をやることになります。  一番多くはコストの面、それ以外につきましては実際の実施ができるかどうか実現性の問題、あるいは環境への配慮の問題等々いろいろな評価軸で評価をしてございます。最終的に特にコストの面で山鳥坂ダム案が、総合評価をした面で山鳥坂ダム案が有利であるということが一昨日の検討の場で示されたということ。これに関しまして出席をしていただいております関係市町長の方からは、意見といたしましてコスト、実現性、地域社会への影響などを総合的に判断した場合に山鳥坂ダム案というものは妥当であると考えるというようなご意見です。  また、大洲市長の方からは、大洲地域の発展のためには治水や河川環境対策の早急な向上が必須であるということで早期に進めていただきたいという意見もございました。また、特にこの30年間ダムの問題が検討されておりますダムの水没地、こちらの皆さんに対しては今までの状況を踏まえて1日1日の重さが私どもとは違うんだというような御意見がございまして、1日も早い水没地域の補償に取りかかっていただきたいというような御意見でした。  今後でございますが、これらの意見を取りまとめて報告書を作成しまして各種手続をやって、四国地方整備局としては報告書を提出したいというような本音が今回の検討の場で提示されたところでございます。 ○(明比昭治委員) 従来から地元も動いて、県も推進要望をずっと繰り返しやってきておるところですが、今、検討会が最終というふうに受けとめていいのか。それを受けて国がそれの答えを出していくのがいつごろになるのか。この見通しはどうなんですか。 ○(水資源対策課長) まず今後のスケジュールでございます。今後、手続として必要なものがまだ数多く残ってございます。今回の検討の場を受けまして、今後は学識経験を有する人の意見、また、関係住民の方の御意見、その上で県を初め関係市町の意見を伺うというようなところでございます。それを踏まえまして対応方針案を作成して、四国地方整備局が開催いたします事業評価委員会、これにかけるということの手続があります。初めて報告書の案ができて本省の方へ提出する、その後また、本省の方で手続がございまして有識者会議というところにかけまして、最終的に国交大臣が方針決定すると、非常にまだクリアすべきところの段階が数多く残ってございます。  一昨日の検討の場でも知事の方からスケジュール感をという話を出して申したんですが、なかなか予断なき検証をしているということで、とにかく急ぎたいということでございますが、国の方からは明確にいつまでというような御回答がなかったというような状況ということでございます。 ○(明比昭治委員) 今の政権で本当に地方が翻弄されておって期待できないんじゃないかなというふうに思いますが、一日も早く答えが出ることを願ってやみません。大概、犠牲を受けるのは地域住民、国民ですからね。しっかりわきまえた決断、行動をしてほしいなというふうに思います。  今、実は臨時国会が開かれて、きのうも財務大臣が言っておりますけれども、何かこれまた、政争の具にして特例公債法案をとめるというような国民生活を盾に、それをさも自分の有利な方向に展開させようというようなくだらんことで、地方交付税の支給も11月ではなかろうかと、こういうふうな言われ方をされておるようですけれども、そこの辺の見通しはどうなのか。そして、それを受けて交付税が11月に入ってこないということになれば、今やっておる愛媛県の事業でどういった点が一番大きな影響を受けるのか。交付税で借換債をやって、金利の問題は別として事業として直接県民に、本来なら早くにやらなければならないものがおくれるというふうなことで犠牲になるのはどういう事業があるのか、ちょっと教えていただきたい。 ○(高山康人委員長) 土木全体ですよね。 ○(明比昭治委員) はい。 ○(土木管理課長) 交付税の配分につきましては新聞等々で御承知のとおりでございまして、11月に配分される交付税につきましても先送りするというような話でございます。  それで、県の対応としては、直接私のところではございませんが、基金の取り崩しでしのいでいるというようなことでありますけれども、それに対して公共事業についてどういうふうな影響があるかということでございます。当然もし借りかえ等で対応できないというようなことになれば、最悪公共事業の発注もおくらすというようなことがあり得るかもしれません。ただ、今のところそういったお話もございませんので、私どももそういうふうにならないように今現在はやっているというような状況でございます。発注をおくらせれば当然前払金等の支払いをしなくても済むというようなことになりますので、県内経済へも影響が出てきますし、それから公共事業の進捗という面でも大きな影響がございますから、そういったことにならないように静観するところでございます。 ○(明比昭治委員) そういうことで、身近なところで心配しておるのは、交付税が先送りされて公共事業の発注がおくれるんじゃなかろうかとか、ますます歩切りされて安い受注に走るような方向に持っていかれるんじゃなかろうかとかいう心配をしているのが普通の人ですよ、国民ですよ。そのあたり心配ないんだということにして、公共事業の協力をいただいておる業者にも安心感を持たすようなことにしてほしいなというふうに思いますが、どうですか。 ○(土木部長) 先日の知事記者会見の中で数値については発表されたと思うんですが、3カ月の分割払いで137億円が保留という形で、また、11月に当然入るお金も保留された。プラス11月以降の公債費についてもまだ保留されて、全体で550億円ぐらいですか、について今凍結されているという話があったと思います。これは、基本的には借りかえとかそういうふうな状況が当然出てくるんだろうと思います。そのときには当然金利とかという話が出てくると思います。それについては国が対応するというふうなことは伝わっているみたいですが、どちらにしても税金を使うということでしょうから影響がないとは言えないと思います。それを最大限に影響をとめるということで基金を運用するというふうなことが愛媛県の中で方針が出されております。  そういった方向を考えた中で、公共事業は今のところ大量支出しますというふうな県の方針ですので、極力影響のないように対応していきたいということだと思います。それ以上に国の予算上必要な公債特例法だと思いますので早期に、政争の題材にすることなく早く結論をいただいて、地方がスムーズな財政執行ができるように対応していただくというふうな、全国知事会もそちらについて強く要望されておりますので、その結果を早く待ちたいと思いますので、先生方のそれぞれの党において上に伝えていただいて、適切な財政執行ができるようにぜひお力をいただきたいと思いますという話をさせていただきました。今のところ公共事業に対する影響はないというふうに考えております。 ○(中畑保一委員) せっかく閉会中の委員会ですので、改めて理事者側からお教えをいただきたいと思うことがあります。今も公共事業の話が出ました。公共事業を発注する場合決定をする予定価格とは、今公表しておりますから。予定価格とは一体どういうものだと我々認識したらよろしいんでしょうか。 ○(土木管理課長) 当然その前に設計価格というものがございまして、それをもとに予定価格というのが算出されるわけでございますけれども、その予定価格がどういうものかということでございますが、要はこの工事を実施するために必要な経費として業者の方の経営にも資する、一定のもうけも取っていただいて、継続して事業をやっていただけるようなものも含んだ、そういったもので予定価格が算出されているというふうに認識しております。 ○(中畑保一委員) 私もそう思っています。でも改めて聞かせていただきました。よく税金だから、税金でもってする公共事業だからと、しっかりと予定価格の本質を見きわめながら無駄がないよう、過大設計にならぬようにしっかりとやってくださいという市民の目、声というのは常に行政にかかってきます。でもごまをするわけじゃないけれども、私も県の理事者の皆さん方と意見を闘わせてきて、今の愛媛県よくやっていただいておると私自身は思っています。ただ、今は合併して20の市と町になりました。20の市町と県とそれぞれ独自性があって、20の市町もそれぞれ自分のところは自分のところのやり方、特色があって、それはしかるべきだと思っています。  別に過大設計をして予定価格をつくっているのではないんだけれども、切磋琢磨して予定価格を公表して、これだけで最低ですよ、これ以下は失格ですよという市と町もあります。加点なしというところもあります。そしたら、100で予定を設定していたもの、その予定価格はもちろんこの仕事をまともにきちっとするために必要とされる金額、それと同じようにそれをやる人にもある一定の利益は出てくるであろう、それも想定した中で予定を組んでおるその金額の50%をはるかに超えて入れた業者が落札をしているという現実が時々見受けられます。残念でなりません。  それは首長の勝手といえば勝手でしょう。また、首長が指導する職員の理解不足といえばそうかもしれません。でもそういうことが横行していれば今までの愛媛県の知事が、県内産業を守っていく、また、そこに関係する業界の方々も守っていこう、それが雇用に景気に税収の伸びにつながっていくといって一生懸命頑張ってきたにもかかわらず、それぞれの20の市町の自治体のトップの物の考え方で、県の努力が無になっていくことが忍びないと私自身思っています。ましてや予定価格はコンサルにお願いしてこれだけなりました、設計はこれだけです。でもそれから若干端数をのけまして、予定金額はこれだけでこの仕事はできますといって、20の市と町の自治体は仕事を行政から業者に発注します。やったら大赤字になるといって、ある自治体においては2回も契約が成立しない。一体全体、今の20の市町の首長を初め理事者の方々の能力というのはどんなになったんだろう。理解はどうなっているんだろうと私自身は物すごく思います。全ての建築にしても土木にしても、ありとあらゆる末端の協力会社を持っています。県の努力が実っていかない、この腹立たしさというものをぶつける場がありません。  どなたかに答えていただいたらいいんですが、やはり県当局が、前から指導していただいて少しずつよくなっているところもあるんだけれども、いまだにわかっていないところもあります。要望で結構です。どうぞ20の市町、首長初めそれに携わる人たちへの理解を深めていただかないと、仕事が少ないときにとらない、そんなばかなことが起きたり、これは設計の50%以下で契約を結んでいってやれ、粗悪なものができてその施設がとまったら迷惑こうむるのはその地域の住民、とまってもある程度影響ないものもあるかもしれん。でも大きな影響が出てくる施設、粗悪なものをつくったら何があるかといったら必ず傷みが早い。傷みが早いということは途中にメンテが要る。メンテする間はその機械はとめないけぬ。そのことの市民への影響を考えたらいかがなものかと思うときに、行政の皆さん方のどうぞ理解がふえていくように、よくなっていくようになお一層のお力添えを賜りますことを要望申し上げておきたいと思います。 ○(土木部長) 土木部で行っている総合評価落札方式、品確法に絡んだ入札方式をやっているのは、基本的にいいものをつくって後世にストックを残す、社会資本を残す。具体的に言いますと橋だと思うんですよね。これがひび割れたものが完成時点でできて、その時点ではなかなかわからない状況かもしれないですけれども、長年使う。基本的に橋梁関係は50年というオーダーで使う中でそれが30年しかもたないというふうな状況は、使ってみて初めてわかってくるというふうな状況です。そのために品確法があって、完成時点で適切ないいものをつくっていただく、そういうことで総合評価落札方式による品質を保証するということでの予定価格というものを決めていると思っています。  そういう意味からもって、それを切って例えば50%で物をつくっていいものができるか、そういうことではないんだろうと思います。そういった意味で設計金額、予定価格というのはある程度一致する、歩切りをしないということだろうと思います。  そういった面で、土木技術者として表現する意味と、予定価格を決める人との間に、そこの考えの差異が少しあるように受け取れます。そういった面で適切なものをつくって後世にしっかりした社会資本を残す、これが最大の土木事業の目的でございますので。そういうふうな指導、助言、そういうものを含めて市町がそういう理解を持てるように、今後とも協議会とかそういうふうな場において適切な話を、本来の社会資本の目的というものを適切に伝えたいと思います。 ○(中畑保一委員) 本当に答弁までもらって感謝しています。違うのかもしれないけれども、中には首長によれば安ければそれだけいいんだという、ちょっと僕には理解できないそんな考え方を持った人もおるのでしょう。また、職員がそういうふうに安く手続きしてしまったら、それをこいつはいい職員だと勘違いして評価してしまう。また、職員もそうすれば自分は評価されるんだと思えば、もう当たり前のごとくしてしまう。僕は今の雇用、税収の伸び、それから景気、そういうものも県、市町あわせて自治体みんなで、そしてそれぞれの産業の皆さん方も一生懸命車の両輪で頑張っていってこそ、その地域というのはよくなっていくんだと思っています。  少しずつ少しずつ市町が直っていっています。それは僕もわかる。その努力はもちろん県がいろいろとやっていただいている、そのことの報告も自治体からも受ける。でもまだまだできていないところもあるので、そういうところにそうじゃないんだよと、安けりゃいいんじゃない。そして、仕事のないときに何でその仕事を落札しないかといったら設計が間違っているんです。そういうのにも早く気がついて、早く再発注ができて、その地域の住民がその施設を有効に使えていけるように、そんなことが一日も早く来てほしい。今後、また、皆さん方のお力をおかりしたいと思います。 ○(福田剛委員) 今治新都市の話でして、恐らく私は1年前にも同じような質問をして県の中核施設をつくるという話で、現状は何か案はありますかというとサッカー場があるという話でありました。確定ですかというと、そうではないと、1年ぐらいたったのでその後進捗状況はどうかというのをお聞かせください。 ○(都市計画課長) 今治新都市の中核施設につきましては、平成12年以来いろいろと検討を重ねてきたところですけれども、いずれの案も市民の御理解を得ることができませんでした。  そんな中で、昨年の年末にサッカー専用のスタジアムというのも1つの選択肢ではないかということで御意見を得まして検討を進めておりますけれども、現在県の企画振興部と今治市が中心になりまして、愛媛FCとかJリーグ、それから松山市、スポンサーの方から御意見を伺っていきたいということで、いまだに結論に至っておりませんけれども、早急に結論が出せるようにみんなで一緒に力を合わせて進めていきたいと思っております。 ○(福田剛委員) それで、きょう御説明いただいた中で、5ページの上のところに(1)の(2)ですけれども、米印で平成25年はJ2クラブライセンスを取得、J1ライセンスの施設基準は平成26年に達成見込みというふうに書いていますけれども、これはニンジニアスタジアムということでしょうか。 ○(都市整備課長) 5ページに書いてありますのはニンジニアスタジアムの話でございます。ここにつきましては施設基準ということでJリーグJ2、J1ございますが、その中の施設基準のうちに座席数というのがございます。J1が1万5,000席でJ2が1万席です。陸上でレーンを使いながら施設整備をしております関係で、現在はサイドスタンドの工事をしてバックスタンドとメーンスタンドだけしか確保できておりません。  今度、来年度25年度につきましては、サイドスタンドが年末に完成しますのでサイドとメーンを合わせまして1万席をクリアする。でも1万5,000席はクリアできないという部分でJ2の基準しか満足できませんけれども、25年度末の26年の2月ごろ、したがいまして25年のシーズン後にはバックスタンドも完成して、バックとサイドで1万5,000席が確保され、その時点でJ1基準をクリアできます。そういう意味で平成26年に達成見込みということを書かせていただいております。 ○(福田剛委員) ありがとうございます。先ほどの県の今治新都市の中核施設も結論を早急につけるという話と、ニンジニアスタジアムの座席ををふやすという話の関係性はどうでしょうか、教えてください。 ○(都市計画課長) 今治新都市の中核施設につきましては早急に結論をつけると申しましたけれども、そう簡単につくものでないとも思っております。一方で、ニンジニアスタジアムの整備につきましてはどうしても国体に間に合わせなければいけないという大命題がありますので、そちらの方に縛られてくるんではないかとは思っております。今治新都市の中のサッカースタジアムというものについては早い時期の結論を目指します。 ○(都市整備課長) 先ほど竹田委員から御質問いただきました夜の動物園に関連します私の答弁の中で、秋に実施した2回の夜の動物園で合わせて1万人を超えるというお答えをさせていただきましたが、これは実は超えてございませんで9,430人でございましたので、数字を修正させていただきたいと思います。 ○(明比昭治委員) 質問ではないんだけれども、議題のこういう都市公園なんかの審議はテーブル審査もいいんだけど、これから100億円かかる事業をやろうかというのに、現地がどうだかわからぬで審査するのもどうかと思うのです。特にきょうなんか現地を一遍視察して審議することは適切な方法でないかなと思ったりするので、委員長にお任せしますから理事者とまた協議をして、現地も見ておいた方がいいというところがあれば、今後、一遍そういう審査の方法も取り入れていただくことをお願いしたいと思います。 ○(高山康人委員長) 今、明比委員からそういうふうなご提案が持ち上がったのですが、委員長に一任いただけますでしょうか。             〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○(高山康人委員長) それでは、理事者とも相談しまして、適切な場所がございましたら、視察も取り入れた委員会を開催したいと思います。  それでは、質疑もないようでありますので、以上をもちまして、本日の建設委員会を閉会いたします。               午前11時44分 閉会...